Date:2021.11.07
選挙のたびに感じることがあります。
「投票率、あがんないね。。。」
民主主義国家である日本国民が、政治に直接審判を下すことのできる限られた権利「投票」。
どこか遠い国々では、国民が政治に意見することもままならない。
でも、日本では国民の関心がどうも薄い。
特に、若者の投票率は、古今東西低い水準である。
(平成29年10月に行われた第48回衆議院議員総選挙では,10歳代が40.49%,20歳代が33.85%,30歳代が44.75% [全年代を通じた投票率は53.68%].
令和元年7月に行われた第25回参議院議員通常選挙では,10歳代が32.28%,20歳代が30.96%,30歳代が38.78% [全年代を通じた投票率は48.80%].引用;総務省 国政選挙の年代別投票率の推移について)
低い投票率、特に若者の投票率があがんない理由はいくつも考えられるが(最大政党にとって投票率をあげたいと思っているかどうかの議論は置いといて)、
どうしたら改善されるか(投票率があがるか)を考えるほうが建設的だろう。
根本的には、
少子高齢化の日本において、選挙の本質である「票数の獲得競争」を考えると、立候補者が高齢者シフトの政策や態度をとるのは常套手段であろう。
ならば、若者たちによる
「俺たちのことも考えてくれないと、ライバル候補に票入れちゃうよ」
的な圧力が必要である。
「俺たち若者が立ち上がると、凄ぇパワー発揮しちゃうよ」
的な候補者を煽ることも必要なのである。
なので、
まずは若者層の投票率をあげることに着目すべきであろう。
では、
“どうしたら若者が投票所に足を運ぶだろう”
自分なりに考えてみた。
・投票所に話題のスイーツ店やカフェのテナント出店(デートや家族サービスの一環的な)
・参加スタンプ(夏休みのラジオ体操みたいな)
・同窓会の同時開催(なんだか昔の知り合いに会いに行く感じ)
・出身中学(高校)別投票率の公表(出身校の名誉心をくすぐる)
・年収別投票率の公表(高年収者と高投票率の正の相関を前提として、高年収欲求をくすぐる)
・ご当地アイドルグループの握手会(よくわかんないけど)
・などなど
(いかんせんアイデアが貧困であるが…[自己反省] )
とにかく、
20代、30代の投票率が全体投票率の平均を超えてくると、間違いなく候補者の公約が変わるだろう。
だって、今まで捨てていても選挙の大勢に影響しなかった若者の少ない票が、規模の脅威をまとうことで重要な意味をなしてくるのだから。
しかも、「若者が立ち上がると凄いパワーを発揮する」ことに気づきだすのだから。
これでようやく公正で公平な社会になるのではなかろうか。
日本の未来 ≒ 若者の未来
なのだから。
とはいえ、日本は平和である。
NHKをぶっ潰すことをマニュフェストに掲げる政党の党首演説をNHKで放映する。
当確直後の歓喜に包まれている当選議員に向かって「いつまで政治家続けるの」とぶつけるTV局。
他候補者の支援を積極的におこなっていたベテラン議員の落選。
意味わかんない人の立候補。
ま、
web投票すれば確実に若者の投票率はあがるけどね
(大きな政党は本音ではあげたくないだろうけど…)。
今日のネット・セキュリティや本人認証は、アナログより正確だしね。
やっぱ、日本は平和である。
おしまい
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