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映画「La La Land」

Date:2019.09.04

2016年に公開されたデミアン・チャゼル監督の映画「La La Land」が大好きである。

彼が監督した「セッション」も「ファースト・マン」も好きである。

でも、特に「La La Land」が大好きなのである。

すでに5回観ているほどに大好きである。

iPhoneのプレイリストにはサントラも入っており、劇中のいずれかの曲はほぼ毎日聴いている次第である。

 

 

 

初めてこの映画を観たのは、まさに映画の舞台である西海岸へ向かう途中のデルタ機の中でした。

吹き替えも字幕もなく、ろくに英語も理解できないにも関わらず、以降のアメリカ滞在中、映画の感動と興奮に包まれていたのを覚えています(常に映画の音楽が頭の中を駆け巡っていました)。

 

映画の内容といえば、ロサンジェルスでピアニストを夢見るライアン・ゴズリング演じる”セブ”と、ハリウッド女優を夢見るエマ・ストーン演じる”ミア”の恋物語である。
何の変哲も無い恋愛映画といえば、まさにその通りなのです(ちなみに脚本もチャゼル監督自身である)。
下手すれば、高校の学園祭でよくできた自主制作映画のストーリー並みである(ファンの方ごめんなさい。でも私もこの映画を心底大好きなのはお忘れなく)。

映画の詳細についてはこちらでどうぞ
https://cinemarche.net/lovestory/lalaland/

 

 

 

さて、ご覧になられた方はお分かりと思いますが、

何が素晴らしいかというと、

 

実はよくわかんないのです。。。

 

ストーリーはよくある妄想型、空想型、恋愛ハリウッド映画なのです。

ミュージカルが苦手な方でも楽しめるミュージカル映画ですし、監督は素晴らしいし、俳優陣もベテランの腕利きであることには違いないので、いい映画が仕上がるのには疑う余地はありません(主題歌含めて音楽は秀逸です♪)。

 

しかし

この映画の素晴らしいところは、そんなところではないのです。

 

 

よくわかんない。。。

 

 

そう。

なぜこんなに大好きなのかがよくわかんないところが、この映画の素晴らしいところなのです!

 

 

世の中の「なぜかわからないけれど虜にされる現象」って経験ないですか?

恋愛における他人から見た「なぜあんな綺麗な人に、あんな人が!!!」的な。
美女と野獣的な。

「あんな美しい歌声の曲を歌っているのは、まさかあの人???」的な。

「あんな粗暴な人が、そんな綺麗な字を書く!!!」的な。

「あんなブッちょい人が、そんな華麗でキレッキレのダンスを!!!」的な。

「どうしてあの会社がそんなに業績がいいの???」

「何故あの営業スタッフがいつもトップセールスなの???」

「あの社長って実はそんなにデキる人だったの???」

 

「俺よりあんな奴のどこがそんなにいいんだぁッ!!!」的な。。。

 

 

そう

世の中は杓子定規で測れないからこそ、ユニークで挑戦し甲斐のある、生きるべき楽しむべき価値のある世界なのである。

だからこんな私にも、「やればできるかも・・・」という根拠のない自信に満ちる瞬間があるのである。

世のため、人のために何かしらお役に立てる気概にあふれるのです。

 

あッ! 

 

映画「La La Land」には
こんな私にそんな勇気を授けてくれるところで魅了されていたのか!

 

ありがとう!

ディミアン!

Thanks!

La La Land!

(泣)

 

 

 

 

 

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