リーダーとマネジメントとリーダーシップ

Date:2020.02.03

中学生や高校生だったころ、テスト終わって隣の友人から

「どう？テスト、できた？」

と聞かれたこと、ありませんか？

そして、その問いに対して

「いやぁ〜、たまたま勉強したところが出題されてラッキーだったよ♪」

って答えたこと、ありませんか？

この一文には ”リーダー” も ”マネジメント” も ”リーダーシップ” も存在していません。

存在しているのは、”フォロワーの実践” のみ。

ちょっとわかりにくいですか？

では、前述の一文をこうすればどう感じますか？

「いやぁ〜、出題されると予測したところを勉強していて良かったよ♪」

先ほどの文章と内容も結果も同じですよね。

違うのは、前文はフォロワーの実践しか存在していないのに対し、

この一文には

”リーダーの役割” と ”マネジメントの役割” と ”リーダーシップ” と ”フォロワーの実践”

が存在しているのです。

わかりますか？

出題されると予測する・・・リーダーの役割

勉強したこと・・・フォロワーの実践

予測したことを実践（勉強）させたこと・・・マネジメントの役割

予測の意思決定を納得させ、指示を共感させ、現場レベルで周りを巻き込んで実践したこと・・・リーダーシップ

これこそフォーマルとインフォーマルにおけるリーダーシップがもたらす、有意義な組織環境を構築する成功の秘訣です。

リーダーは、結果が良いだけではダメなんです。

「たまたま運が良かった」、「神様が微笑んでくれた」ではイカンのです。

しっかりと未来の予測を考えられるだけ考え抜いて、そのリスクヘッジを準備しておかねばならないのです。

つまり

リーダーは、「運や神様の御加護の介在する余地を減らすこと」がその役割なのです。

マネジメントは、プロセスが良くともダメなんです。

結果を出さねばならんのです。

つまり

マネジャーは、「リーダーの予測でも、運や神様の御加護でも、なんでもいいから結果を出すこと」がその役割なのです。

フォロワーは、自分が尊敬できるリーダーやマネジャーだけを信じ、「あなたならではのリーダーシップでできるだけ多くの人々を巻き込んでやるべきことをやるだけ」でいいんです。

あとの責任は、尊敬するリーダーやマネジャーに任せばいいのです。

「真剣にしろよ！　仕事じゃないんだから」・・・by タモリさん

「楽しめよ！　たかが仕事じゃん」・・・by GAKK

＊諸説あり

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